2025年4月25日
コラム
健康を高める、脂質の取り入れ方
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脂質は一つではない!
脂質=「太る」「体に悪い」と思われがちですが、実は体にとって必要不可欠な栄養素。
脂質は、細胞膜の構成やホルモンの生成に必要不可欠な栄養素で、エネルギー源としても重要です。
そして「どんな脂を摂るか」で、体の調子は大きく変わります。
今回は、脂質を分類する「飽和脂肪酸」と「不飽和脂肪酸(オメガ3,6,9)」について、少しだけ深掘りしてみましょう!
飽和脂肪酸
飽和脂肪酸は、動物性の脂(バター・ラード・肉の脂身)や、パーム油・ココナッツオイルなどの一部の植物性油脂に多く含まれる脂質の一種。
常温で固まりやすく、酸化しにくいのが特徴で、加工食品やお菓子にもよく使われています。
この脂は、体内で炭水化物や糖質から合成できるため、無理に食事から摂らなくても基本的にはあまり不足しません。むしろ摂りすぎると、悪玉コレステロール(LDL)を増やし、動脈硬化や心疾患のリスクを高めることが知られています。
バターや肉の脂を使った料理を“毎日たっぷり”ではなく、時々楽しむ程度にするのが健康的なスタンス。
不飽和脂肪酸
不飽和脂肪酸は、オリーブオイル・魚・ナッツ・アボカドなどに多く含まれる脂質で、体にやさしく、健康維持に欠かせない脂。
一部の不飽和脂肪酸は体内で合成できないため、食事から摂る必要があるのも大きな特徴です。(必須脂肪酸)
脳や神経、ホルモン、炎症のコントロールなど、体のさまざまな働きを支える重要な役割を果たしています。
ただし 、酸化しやすいという特性があるため、油の保存状態や加熱方法には注意が必要。
そしてこの不飽和脂肪酸には、「オメガ」と呼ばれるグループがあります。──
次はその“オメガ脂肪酸”について、もう少し詳しく見ていきましょう。
🐟 オメガ3脂肪酸
代表例:EPA・DHA・αリノレン酸
主な食品:青魚(サバ・イワシ・サンマなど)、アマニ油、エゴマ油、チアシード
特徴:抗炎症作用があり、血液をサラサラに、脳の働きをサポート
ポイント:体内で作れない必須脂肪酸なので、意識して食事から摂取する必要があります。現代人に最も不足しがち。また酸化しやすいので保存方法に気を付け、非加熱で摂取しましょう。
🌻 オメガ6脂肪酸
代表例:リノール酸、アラキドン酸
主な食品:サラダ油、ゴマ油、大豆油、マヨネーズ、加工食品
特徴:細胞膜やホルモンの材料になる重要な脂肪酸
ポイント:こちらも必須脂肪酸ですが、現代人は過剰に摂取しがち。摂りすぎると炎症を促すこともあるため、炎症を抑えるオメガ3とのバランスが重要。
🫒 オメガ9脂肪酸
代表例:オレイン酸
主な食品:オリーブオイル、アボカド、ナッツ類
特徴:悪玉コレステロール(LDL)を減らし、善玉(HDL)は保つ働きがあり、心臓の健康をサポート
ポイント:体内でも合成できるため必須ではありませんが、酸化しにくく、体にやさしい脂としておすすめです。
脂質を見直してみる
脂質はただのエネルギー源ではなく、私たちの体の機能をサポートする重要な栄養素です。
その中でも、不飽和脂肪酸は特に体にやさしく、健康を支える力を持っています。
正しい知識を持って、毎日の食事に取り入れることで、より健やかな体と心を作り上げることに繋がっていくでしょう!




