2026年10月7日
コラム
シャバーサナとは? ヨガの最後にある、静かな休息
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ヨガの最後にある、静かな時間
ヨガのクラスの最後に、仰向けになって静かに休む時間があります。
ヨガを初めて受ける方は、
「最後に横になるのは何のため?」
と思うかもしれません。
この時間が、シャバーサナです。
シャバーサナは、ヨガの中でも大切なポーズのひとつ。
そし て、その魅力は、ただ横になって休むこととは少し違うところにあります。
シャバーサナって何?
シャバーサナは、サンスクリット語で「屍(しかばね)」を意味する「シャヴァ」と、「ポーズ」を意味する「アーサナ」からきています。
仰向けになり、腕や脚を自然に伸ばして、身体の重さをマットに預けます。
身体を動かしたり、ポーズをつくったりすることもありません。
呼吸を深くしようとする必要もありません。
自然な呼吸のまま、ただ身体を休ませます。
なぜ、ヨガの最後に行うの?
シャバーサナの前には、さまざまなヨガのポーズを行います。
身体を伸ばしたり、少し力を使ったり、呼吸に合わせて身体を動かしたり。
そうして身体を十分に動かしたあと、最後にすべてを手放します。
動いたからこそ、休める。
ここにシャバーサナの大きな魅力があります。
ヨガをせずにただ横になっているだけでも、もちろん身体は休まります。
でも、ヨガの最後に行うシ ャバーサナでは、その前に身体を動かし、呼吸を使い、自分の身体に意識を向けてきたからこそ、最後にすべてを手放したとき、静寂や安らぎをより深く感じやすくなります。
動いていた身体が静かになる。
呼吸や身体の変化を感じていた意識も、少しずつ落ち着いていく。
その変化があるからこそ、シャバーサナでは、普段の休息とは違う静けさを味わうことができます。
「何もしない」ことを味わう
普段の生活では、何もしない時間は意外と少ないものです。
仕事をして、スマートフォンを見て、誰か と話して、次の予定を考える。
身体だけでなく、頭の中もずっと動き続けています。
シャバーサナでは、その時間をいったん手放します。
身体の重さをマットに預ける。
呼吸もコントロールしない。
何かをしようともしない。
ただ、そのまま休みます。
すると、それまで動いていた身体が少しずつ静かになっていくのを感じることがあります。
肩の力が抜ける。
手や脚が重たく感じる。
身体がマットに沈んでいく。
そして、いつの間にか周りの音や自分の考えさえも遠く感じられるようなそ んな感覚を覚えることがあるかもしれません。
その感覚は、毎回同じではありません。
すぐに眠くなる日もあれば、頭の中が意外と忙しい日もあります。
何も感じない日があっても、それでも大丈夫です。
ヨガだからこそ味わえる休息
ヨガというと、身体を動かしてポーズをとることをイメージするかもしれません。
でも、ヨガの魅力は動くことだけではありません。
動くことと、休むこと。
その両方があるからこそ、最後の静けさをより深く味わうことができます。
普段、ヨガをせずにただ横になっているだけでは感じることのないような安らぎ。
何かをするためではなく、何もしないための時間。
それが、シャバーサナです。
ヨガをしたことがない方も、ぜひ一度体験してみてください。
もしかすると、ヨガで一番印象に残るのは、頑張ってポーズをしている時間ではなく、
最後に静かに横になって、すべてを手放している時間
かもしれません。




