2025年11月25日
コラム
なぜ“ふくらはぎ”は大事なの? 疲れ・冷え・呼吸まで変わる理由
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ふくらはぎが整うと、体が軽くなる
ふくらはぎは、
下半身の血液を心臓へ押し戻す「第二の心臓」。
ここがやわらかく動き、しっかり働いてくれると、
・むくみが残りにくい
・足先まで温まりやすい
・横隔膜が動きやすくなり呼吸深まる
・骨盤が安定し、良い姿勢を
保ちやすくなる
といった変化が自然と起こります。
まさに“体のベース”を底上げしてくれる場所。
たったひとつのパーツを整えるだけで、全身の軽さや巡りまで変わっていく。 それが、ふくらはぎの凄さです。
理由①:血流
巡りをつくる“ポンプ”
下半身にたまりやすい血液やリンパ液を、 ふくらはぎの筋肉がポンプのように収縮して、心臓へ押し戻しています。 これが「第二の心臓」と呼ばれる理由です。
このポンプ作用が弱まると、血液が下半身に滞りやすくなり、 夕方の足の重だるさ・むくみ・冷え・全身の疲れにつながります。
逆にふくらはぎがしっかり動き、血流がスムーズになると、 老廃物も流れやすくなり、酸素と栄養が全身に行き渡るため、 足だけでなく肩や頭まで、からだ全体がスッと軽くなるのを実感できます。
理由②:呼吸
呼吸の深さが変わる
ふくらはぎがほぐれて血流が整うと、 下半身の静脈還流がスムーズになり、腹腔内のうっ血が減ります。
すると横隔膜が下がりやすくなり、呼吸が自然と深く、腹までしっかり空気が入るようになります。
ゆっくりとした深い呼吸は迷走神経を刺激し、副交感神経が優位に働きやすくなり、 肩の力も抜け、心までふっとゆるみやすくなります。
理由③:姿勢
姿勢の土台につながる場所
ふくらはぎが硬くなると、 アキレス腱からふくらはぎ、太ももの裏、腰までつながる「後面の筋膜ライン」が縮こまり、 骨盤が後ろに引っ張られて後傾しやすくなります。
すると自然と猫背になり、歩幅も小さく、つま先ばかり使った歩き方になり、 膝や腰、首・肩にまで余計な負担がかかってしまいます。
逆にふくらはぎが柔らかく動きやすくなると、 足裏でしっかり地面を蹴れるようになり、骨盤が自然な位置に戻り、 背筋がスッと伸びて、歩くのも立つのも軽やか。 足元が整うだけで、全身の姿勢が驚くほどラクに変わります。
ふくらはぎを整える、シンプルな動き
・つま先立ち(ゆっくり10回)
・足首を前後にぐるぐる回す
・軽いウォーキング(5〜10分でもOK)
・その場でかかとの上げ下げ(20〜30回)
こんな小さな動きを毎日続けるだけでも、
ふくらはぎのポンプがしっかり働き、血流がスッと巡り始めます。
冷え・むくみ・夕方の重だるさが驚くほど軽くなるので、ぜひ習慣にしてみてください。
ヨガをされている方は、もうすでに最高のふくらはぎケアをしています。
ダウンドッグで伸びて、ランジのポーズで力を入れて……などなど
「伸ばす・力を使う・支える」が自然にバランスよく入っているので、
レッスンそのものが立派な「ふくらはぎメンテナンス」になりますよ。
ふくらはぎは“全身を整える入り口”
巡り・呼吸・姿勢—— この3つに深くつながる、大事な場所が「ふくらはぎ」です。
足元がほぐれて動きが戻るだけで、 血流がスッと巡り、呼吸が自然と深くなり、 背筋まで伸びて姿勢が整う。 体も心も、ふっと軽くなるのを感じられるはずです。
今日のセルフケアやヨガの練習では、 ぜひ「ふくらはぎがどう動いているか」をちょっとだけ意識してみてください。 たったそれだけで、からだ全体が喜んでくれますよ。




